果物を多く食べる人は、脳卒中や心筋梗塞(こうそく)などの循環器疾患になりにくいことが、厚生労働省研究班の大規模疫学調査で分かった。喫煙者ではこうした効果が見られなかった。米国の医学専門誌に発表した。 研究班は1995年から98年にかけて、全国9地域の男女約8万人の食習慣などを調査、2002年末まで追跡した。
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この間に1159人が脳卒中、227人が心筋梗塞を発症。果物や野菜の摂取量で4群に分け、発症のリスクを比較した。 この結果、果物の摂取量が多いほどリスクが低く、最も多い群(1日当たり平均280グラム)のリスクは、最も少ない群(同35グラム)の0.81倍。2番目に多い群(同158グラム)は0.83倍だった。 喫煙の有無で調べると、吸わない人ではこの傾向がはっきりしていたのに対し、喫煙者ではほとんど見られなかった。
(引用 livedoorニュース)
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